社長ブログPresidents greeting

 エム・ゼックの家の外壁はお客様の特別な希望がない限りは昔ながらの杉板の下地材を全面に張り、その上にフェルト(防湿シート)・メタルラス(モルタルをしっかり固定して剥離しないようにする材料)・樹脂モルタル・仕上げ塗装、という手順で仕上げます。モルタルは現場練り合わせではなく、接着力が強くクラック(割れ)の発生しにくい樹脂モルタルを標準的に使用致します。

エム・ゼックの外張断熱工法は断熱材の外側に通気層を設け、断熱材と外壁の間に空気が流れる空間を造り、そこから排熱する仕組みになっております。この仕組みは断熱性能の向上に大きく貢献すると共に、外壁下地木材が常に新しい空気に晒されている状況で、木材の腐れを防ぎます。いつまでもしっかりした下地木材の上で外壁は家を風雨から守ってくれるのです。外張断熱+外側通気層、断熱だけではなく家の耐久性向上にも役立っているのです。

MaHAtシステムで快適な空間を創造するエムゼック

 梅雨前線の活動が本格化してまいりました。被災地熊本ではまたもや土砂崩れで死者が出る災害が発生しております。今後の雨の動向が気になります。

 このジメジメした時期は人の健康にも大いに影響を与えます。カビの発生は完全に抑えることは困難ですが、家の環境を整えることでかなり抑えることは可能です。

エムゼックの体感ハウスでは今日も室内湿度は55%前後で推移しております。もちろん外は100%の雨です。気密性の高い建物の外皮を有し、空調をうまく使うことでこの梅雨時でも快適な空間が造り出せるのです。

昨夜から大分県北部にも大雨警報が発令されておりますが、家の中では大粒の雨音をあまり感じません。断熱性能の高さは雨の音もシャットアウトしてくれるのです。

 

MaHAtシステムで快適な空間を創造するエムゼック

 

毎月の安全祈願祭、月に一回の早朝730から30分の研修会です。今までいろんな取り組みをやって参りました。有意義なのもですが、毎回やっていると、マンネリ化という課題も浮き彫りになって来ました。しかし、毎月早起きして集まってくれる協力業者さんに有益な情報を提供する責務が私にはあります。現場の無災害(=お客様の安心感、信頼性)はまずクリアーしなければならないハードルです。KY活動など当たり前の事がなかなかできない、それが普通であります。あたり当たり前の事が普通にできれば、それは当たり前ではなくなる。その境地に至るまで、なんといってもやる姿勢を私が持ち続けることがポイントです。

MaHAtシステムで快適な空間を創造するエムゼック